*旧暦のしくみの解説が巻末にあります
巻末には旧暦のしくみを簡単に解説しています。その他、季節の概念や陰陽五行のしくみ、植物の変化を表した本来の十二支の意味、江戸時代まで使われていた時間のしくみ(不定時法)などの解説ページをまとめてあります。
旧暦は夜空を見上げられば誰でもわかる月の満ち欠けを基本とし、季節の節目をわりだす太陽の周期を組み合わせたもので、自然界のリズムをシンプルに感じることができる暦です。単一の時間軸しか意識できなくなった現代人にとっては大小の歯車をもつ二重のサイクル自体が複雑に感じられますが、月と太陽は地球の生命を育む根源的で、もっとも普遍的な存在です。
ときには月を見上げ、風の匂いや鳥の声に耳を澄ませる。現在の和暦は自然に生かされていることに感謝し、今、ここを感じるために活用できるのではないか、そんな願いをこめて制作しています。グレゴリオ暦と併用しながら、自然に立ち戻るもうひとつの時間軸としてお楽しみ下さい。