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[2021年11月13日] 日本CI協会 和暦と陰陽の対話 フード・マイレージ

11月13日(土)~立冬~ テーマは「フード・マイレージ」 

いまは1年中、どの地域でも季節に関係なく、あらゆる食物が手に入る時代。下の絵は、江戸時代に描かれた野菜です。野菜が生活に密着していたことは、数々の書物に描かれていたことでもわかります。

 

昔はその時季に採れる野菜を調理し食していて、現代のように食事で病気になる人はほとんどいませんでした。
近年は美味しさの追求が加速し、グルメという言葉が生まれ、美味しいものを取り寄せして食べるようになりました。健康への関心も高まり、これが体に良い!、とテレビで放送されると、それが輸入品であっても買い求めるようになりました。どちらも、そこに「フード・マイレージ」、つまり食物の輸送にかかる距離の問題があります。輸送距離が長ければコストもかかり、エネルギーも使われ、環境への負荷もかかります。今回は「和暦」を愛する高月さんがお伝えしたことと、皆さんが思っていることを、共有したいと思っています。

皆様のご参加をお待ちしています。

マクロビオティックの基本、陰陽の考え方と直結している和暦を身近に感じられるようになると好評のお話会、今年はオンラインで開催しています。案内人の高月美樹さんは、編集者として 多忙な中で体調を崩したことをきっかけ に、人生に起こるシンクロニシティと身体 感覚のバイオリズムを探求し、日本古来 の和暦に辿り着き、『和暦日々是好日』と いう手帳を1996年より毎年発行してい ます。この手帳には、古くから伝わる旧暦 に、月や太陽の知識、花や季語、俳句、和 歌など、季節を感じ取る先人の智慧が散 りばめられており、命の理や自然の摂理 を感じられます。手帳を使い始めて人生 が変わった、もう手放せないという愛用 者も少なくありません。
11月13日の講座にあたり、高月さんからメッセージをいただきました。

私は群馬県川場村で米作りを続けています。自分で作物を育てる人もふえてきていますが、本当に大地に根ざした暮らしをするためには娯楽やレジャーとして自然を消費するのではなく、ロシアのダーチャのように第二のふるさととして通う場所を持つのもおすすめです。身体によいものだからということだけでなく、その作物が運ばれている距離をエネルギーとしてとらえてみるとすこやかで無理のない食生活が、自ずとみえてくるようにおもいます。

コロナ禍において、自然に寄り添う暮らしにますます注目が集まっています。
自然の移ろいを感じるために、和暦は 心強いガイドとなります。
和暦やマクロビオティックがはじめての方にも分かりやすく愉しいお話会です。
全国から 幅広い皆さまのご参加をお待ちしております

日 時:11/13(土) 10:00~12:00   オンライン開催 (Zoom)

受講料: 3,000円(税込)

案内人:高月美樹(LUNAWORKS主宰)

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